日本昭和村岐阜県美濃加茂市にある日本昭和村へ2003年の年末に行ってきました。中村玉緒さんが名誉村長になっているようです。正面広場ゾーン、昭和村ゾーン、自然ふれあいゾーン、野外活動ゾーンの4つのゾーンに分かれています。 正面広場ゾーンは、①銭湯、②市場、③岐阜県特産品の売店の3施設があります。 昭和村ゾーンは、①里エリア、②街エリア、③村エリアの3つのエリアに分かれ、里エリアには、「かいこの家」、和紙のクラフト体験の館、お茶工房があります。街エリアは昭和村の中心といえますが、ここには芝居小屋と映画館「昭和座」、「玉緒の家」、「やまびこ食堂」などがあります。村エリアには、やまびこ学校や陶芸教室、炭焼き小屋などがあります。 自然ふれあいゾーンには、①ジャブジャブ池、②遊びの広場、③乗馬、④こども広場などがあります。 野外活動ゾーンには、カヌー、サイクルボートなどがあります。 このように昭和村には盛りだくさんの施設がありますが、私が訪ねる前に持っていたイメージとはかなり違うものでした。昭和村の近くには、名鉄が経営している明治村があるのですが、明治村は明治時代の建物がたくさん移築されています。そういったイメージで昭和村も想像していたのですが、ほとんどそういった建物はなく、ほとんどが新しい建築物でした。 つまり、昭和村は「見せる」場所ではなく、「体験する」場所であるといえます。体験メニューは、バター作り、パン作り、豆腐作り、こんにゃく作り、蕎麦打ち、お茶の手もみ、手織り、和紙クラフト、染色、木工クラフト、陶芸、なつかしのおもちゃ作り、藤クラフト、農業体験などさまざまなものがあります。 ところが私達が訪れたのは、12月31日の午後からで、それも雨が降っていたので、気分的に体験をするような気分になれませんでした。それで園内をぶらぶらしていたのですが、スキー場よりも寒いくらいで昭和村の良さを実感できるものではありませんでした。 季節の良い時にくれば、また違った印象を持ったのでしょうが、ジャブジャブ池にしても、無料で遊べるジャブジャブ池は他の公園にもたくさんあり、入園料を払ってまで入りたいとは思えません。それはゴーカートやアスレチックでも同じことが言えます。 ということは、ここは遊びに来るところではなく、明確に何かの目的=体験コースを決めてから来るべきところなのでしょうね。 少し前にも触れたように、今回は季節も天候も最悪の状態だったので、辛口のコメントになってしまいました。春になり、機会があればもう一度訪ねて見たいと思います。 入園料は、中学生以上800円、4歳から小学生400円、ただし冬期期間は半額程度になります。 http://www.nihon-showamura.co.jp/ |